【第2回】GA4(Googleアナリティクス4)の導入と画面の見方:Shopifyサイト運営者のための基本ガイド

【第2回】GA4(Googleアナリティクス4)の導入と画面の見方:Shopifyサイト運営者のための基本ガイド


こんにちは、Sakurabookチームです。

今回は、GA4(Googleアナリティクス4)の使い方をご紹介する連載記事の第二回です。

前回の記事では、GA4とは何か、そしてそれをどのように活用してサイトの集客や売上を伸ばすかについてお話ししました。GA4は導入しただけで集客や売上が増えるものではなく、収集したデータに基づいてしっかりとサイトを改善することが重要だというのが、前回のポイントでした。

その実務の第一歩として、今回は、GA4の導入とその画面の見方について詳しく解説していきます。サイトの改善に役立つデータを正確に収集し、そのデータを確認できるようになるのが、今回の目標です。

それではさっそく、はじめていきましょう。


《目次》

【第1回】なぜGA4(Googleアナリティクス4)を導入してもShopifyの売上が増えないのか

【第2回】GA4(Googleアナリティクス4)の導入と画面の見方:Shopifyマーチャントのための基本ガイド

【第3回】GA4(Googleアナリティクス4)のデータをShopifyの売上アップに活用する

【第4回】GA4(Googleアナリティクス4)の要点と活用方法の総まとめ


Googleアナリティクスのバージョン:GA4とユニバーサルアナリティクス

本題に入る前に、Googleアナリティクスのバージョンについて少し解説します。

Googleアナリティクスには、これまでユニバーサルアナリティクス(UA)というバージョンが広く使用されていました。しかし、現在ではGA4(Googleアナリティクス4)という新しいバージョンがリリースされています。

2024年7月時点で、ユニバーサルアナリティクスからGA4への完全な移行が完了しており、ユニバーサルアナリティクスには現在はアクセスできなくなっています。ですので今後は特に意識する必要はありません。

GA4とユニバーサルアナリティクスの違い

ユニバーサルアナリティクス(UA)は、ページビューを中心としたデータ収集を行っていました。訪問者がどのページを見たか、どのくらいの時間滞在したか、どのページから離脱したかといった情報を主に収集していました。一方、GA4はイベントベースのデータ収集に重点を置いています。これにより、ページビューだけでなく、ユーザーの具体的な行動(クリック、スクロール、動画の再生など)を詳細に追跡することが可能になっています。

また、GA4はShopifyサイトの運営においても非常に強力なツールです。商品ごとの閲覧数やカート追加数、購入数などを詳細に追跡できるため、具体的な販売データを基にした分析が可能です。これにより、効果的な商品戦略やマーケティング施策を立案するための強力なサポートとなります。

GA4(Googleアナリティクス4)をShopifyに導入する方法

それでは次に、GA4の導入方法について、簡単にご紹介します。

GA4のアカウント作成

まず、GA4の公式サイトにアクセスし、Googleアカウントを使用して新しいアナリティクスアカウントとプロパティを作成します。手順は以下の通りです。

1.Googleアナリティクスの公式サイトにアクセスし、使用を開始します。

2.画面の案内に従い、各項目を入力します。

3.以下の画面に切り替わります。サイトのURLとサイト名を入力します。


2.ShopifyへのGA4の設定

次に、Shopifyの管理画面を開きます。販売チャネル>オンラインストア>各種設定を開き、「Googleアナリティクス」の項目で「Googleを設定」ボタンを押します。



次に、「Googleアカウントの接続」ボタンを押します。

先ほど作成したGA4のプロパティをリストから選択し、「接続」ボタンを押します。

これでShopifyとGA4の接続が完了します。

【GA4(Googleアナリティクス4)導入サービスのご案内】

GA4は、Shopifyと紐づけるだけなら簡単に行えます。ですが、Shopifyサイトの改善に役立つデータを収集したり、レポートの自動化などの機能を活用するためには、さらに詳細な設定が必要になります。

この設定には専門知識も必要となるため、ご自身で行うのは難しい場合もあります。そこで弊社では、GA4の導入サービスをご提供しています。

専門のスタッフが、Shopifyサイトに特化したGA4の導入と詳細設定を行い、活用方法をレクチャー致します。この機会にぜひ、ご検討下さい。

⇒GoogleSEO対策ツール「GA4」「GSC」導入サービス

GA4(Googleアナリティクス4)の画面の見方:アクセス解析データを閲覧する

GA4を導入した後は、データを効果的に活用するために画面の見方を理解することが重要です。ここでは、GA4の画面の基本的な見方と各種レポートの使い方について説明します。

ホーム画面

GA4のホーム画面は、サイト全体のパフォーマンスを一目で把握できるダッシュボードです。ここでは、ユーザー数、セッション数、平均エンゲージメント時間、収益などの主要指標が表示されます。

ホーム画面を定期的に確認することで、サイトの全体的なパフォーマンスを把握し、異常があればすぐに対処することができます。

標準レポートと探索レポート

標準レポートは、事前に設定された定型レポートで、サイトの基本的なパフォーマンス指標を確認するのに適しています。例えば、ユーザー獲得、トラフィック、エンゲージメントなどのレポートがあります。

探索レポートは、カスタマイズ可能なレポートで、特定のデータを深く分析するのに適しています。自分でフィルタやディメンションを設定し、詳細な分析を行うことができます。

レポートのスナップショット

レポートのスナップショットは、特定の期間におけるサイトのパフォーマンスを概要として表示する機能です。主要な指標やトレンドを一目で把握できるため、迅速な意思決定に役立ちます。

スナップショットはカスタマイズ可能で、自分のビジネスにとって重要な指標を追加することができます。

「レポートのスナップショット」のカスタマイズ

スナップショットに表示されるカードはカスタマイズできます。特定の指標やデータが重要であれば、カードを追加したり削除したりして、スナップショットを最適化しましょう。

カスタマイズの方法は、スナップショット画面の右上にある「カスタマイズ」ボタンをクリックし、表示するカードを選択するだけです。

レポートの操作方法

各レポートの基本的な操作方法を理解しておくことは重要です。例えば、特定の期間のデータをフィルタリングしたり、特定のディメンション(例:デバイス、地域)でデータを分けて表示したりすることができます。

データのエクスポートや共有も簡単に行えます。レポート画面の上部にあるエクスポートボタンをクリックし、PDFやExcel形式でデータを保存することができます。

これらの機能を活用することで、GA4のデータを効果的に分析し、サイトのパフォーマンスを向上させるための具体的なアクションを見つけることができます。

まとめ:GA4(Googleアナリティクス4)の導入と画面の見方

今回の記事では、GA4の導入と画面の見方について詳しく解説しました。ここまでの内容を振り返りましょう。

まず、GoogleアナリティクスにはGA4とユニバーサルアナリティクスの2つのバージョンがあり、現在は最新版のGA4に移行済であることを説明しました。GA4はイベントベースのデータ収集が可能で、WEBサイトとアプリのデータを統合して解析することができます。

次に、GA4の導入手順について簡単に説明しました。導入自体は比較的簡単ですが、詳細なデータ分析や自動レポートを活用するためには、高度な設定が必要であることも強調しました。弊社の導入支援サービスを活用することで、これらの設定をスムーズに行うことができます。

最後に、GA4の画面の見方について解説しました。ホーム画面、標準レポートと探索レポート、レポートのスナップショットとそのカスタマイズ、そして各レポートの基本的な操作方法について詳しく説明しました。これらの機能を活用することで、データを効果的に分析し、サイトのパフォーマンスを向上させるための具体的なアクションを見つけることができます。

GA4は、サイト運営の「改善」をサポートする強力なツールです。データに基づいた意思決定を行うことで、効果的な改善を行い、集客や売上の向上を目指しましょう。

【GA4(Googleアナリティクス4)導入サービスのご案内】

ご案内した通り、GA4の活用には、詳細な設定も必要になります。この機会に、弊社のGA4導入サービスのご活用も、ぜひご検討下さい。

⇒GoogleSEO対策ツール「GA4」「GSC」導入サービス


《目次》

【第1回】なぜGA4(Googleアナリティクス4)を導入してもShopifyの売上が増えないのか

【第2回】GA4(Googleアナリティクス4)の導入と画面の見方:Shopifyマーチャントのための基本ガイド

【第3回】GA4(Googleアナリティクス4)のデータをShopifyの売上アップに活用する

【第4回】GA4(Googleアナリティクス4)の要点と活用方法の総まとめ


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