この度、弊社の自社開発Shopifyアプリ「Sakurabook」を導入頂けるWEB制作会社様などを対象とし、IT導入補助金2022「ITベンダー登録」「ITツール登録」の支援サービスを開始いたしました。
この記事では、IT導入補助金2022の概要や、Sakurabookを搭載したShopifyサイト構築の、補助金込の予算例などをご紹介していきます。
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⇒【IT導入補助金2022│ベンダー登録サポートのご案内:Shopify初の日本語予約システム「Sakurabook」】
⇒【ポストコロナのShopify予約アプリ「Sakurabook」活用事例とご提案例】
◆IT導入補助金2022概要
IT導入補助金とは、企業のITツール導入に対して、補助金を受給できる制度です。
中小企業庁、独立行政法人中小企業基盤整備機構の監督のもと、一般社団法人サービスデザイン推進協議会が事務局となり運営されています。
│IT導入補助金の枠組み
IT導入補助金は、以下のような申請の枠組みとなっています。
・ITベンダーやサービス事業者等が、「IT導入支援事業者」として事務局に登録
・IT導入支援事業者が、自社の取り扱うツールを「ITツール」として事務局に登録
・IT導入補助金の利用を希望する企業は「IT導入支援事業者」と連携して、補助金申請やITツールの導入などを行う。
実際にITツールを導入する企業と、そのITツールの提供等を行う事業者(ITベンダー)とが連携して利用する制度となっています。
弊社では、WEB制作会社様を対象とし、このIT導入支援事業者(ITベンダー)登録のサポートと、弊社の開発するShopifyアプリ「Sakurabook」を搭載する「Shopify」のITツール登録のサポートをご提供いたします。
│弊社について
弊社「パークフィールド株式会社」は、1999年に創業したネット専業の広告代理店です。また、自社にてEC運営事業も行っており、最近ではShopifyを始め、楽天市場、Amazon、ヤフー・ショッピングなど複数店舗をネクストエンジンで一元管理して運営する多店舗展開のD2Cコーディネイトを得意としています。
弊社自身もIT導入補助金のIT導入支援事業者として認定されており、ITツール「Shopify」の登録も行っております。また行政書士などの専門家とも、緊密な連携を取っています。
「Sakurabook」のアプリ開発及び販売に事業再構築することを機に、これまでのECサイト制作や運営の実績や経験を活かし、今度は自社開発のShopifyアプリ「Sakurabook」を導入いただけるWEB制作会社様に「IT導入補助金」の支援事業者登録(ITベンダー登録)、「Shopify」などのITツール登録をご支援いたします。
◆IT導入補助金の活用で、IT導入の“2つの課題”を一挙解決
中小企業白書(平成30年)によると、ITの導入・利用を進めようとする際の課題として「コストが負担できない」ことを挙げる企業が最多となっていますが、IT導入補助金はこうしたITツールの導入の負担を大きく軽減できるというメリットがあります。
また白書によると「導入の効果がわからない」「従業員がITを使いこなせない」など、ITリテラシーの不足も大きな課題となっているようです。
中小企業のIT推進の大きな壁となっている、「費用」と「ITリテラシー」。この2つの解決が、IT導入補助金を活用する大きなメリットです。
│IT導入費用の2/3~3/4の補助で、コストの課題を解決
まずはコスト面の問題ですが、IT導入補助金ではITツール導入費用の2/3~3/4と、かなり大きな補助率での補助金が用意されています。また、対象となる経費についても、ソフトウェア導入費だけでなく、クラウドサービス利用費、コンサルティングやサポートなど役務も含まれており、幅広い補助対象が設定されています。
これにより、「ITツールを導入したいが、コストが課題になって実現できない」といった多くの企業が、IT導入を推進できるようになると期待されます。
│IT導入支援事業者との連携で、ITリテラシーと人材不足の課題を解決
またIT導入のもう一つの課題が、「ITリテラシーの不足」と「人材不足」です。
・導入の効果がわからない、評価できない
・従業員がITツールを活用できない
・導入の旗振り役を務まるような人材がいない
・適切なアドバイザーがいない
こうした人材不足、リテラシー不足の課題も、IT導入補助金の活用で改善が図れます。
IT導入補助金は、ITの専門家である「IT導入支援事業者(ITベンダー)」と、補助金の利用を希望する企業とが、タッグを組んで導入プロジェクトを推進する制度になっています。
IT導入支援事業者は登録制となっており、実績や専門性が認められた企業だけが支援事業者として認められます。こうして専門性に信頼のおけるITベンダーとタッグを組むことで、ITリテラシー不足、人材不足といった問題を解決できる形です。
│ITベンダー(制作会社など)にとってのメリット
一方、ITツールの導入を希望する企業だけでなく、ITベンダー側にも様々なメリットがあります。
・「IT導入支援事業者」に登録することで、自社の信頼性を高めることができる
・IT導入補助金の利用を希望するクライアント企業とマッチしやすくなる
・保守サポートなども含む長期的な関係性を構築できる
もちろん、「IT導入補助金の対象なので、コストを抑えて導入できます」という提案営業が可能になるだけでも、大きな強みになるでしょう。
コロナ禍を経て、業種・業態・事業規模を問わず多くの企業が、今までになくIT推進を求められています。ITベンダーとしても、IT導入補助金を活用することで、こうした時代のニーズへの適応力を高め、新規顧客の開拓・販路拡大など売上アップが期待できます。
◆Sakurabookは、IT導入補助金の対象となるITツールです
弊社が開発しているShopifyアプリ「Sakurabook」は、Shopifyと合わせることでIT導入補助金の対象となります。施設利用やオンラインサービス等の予約受付と、ECサイトとしての機能、そして決済機能を持つため、「デジタル化基盤導入枠」の類型に当該します。
出典:IT導入補助金2022 デジタル化基盤導入類型 公募要領
◆Shopify初の日本語対応予約アプリ「Sakurabook」概要
弊社が開発しているShopifyアプリ「Sakurabook」について、概要をご紹介いたします。
Sakurabookは、Shopifyで初めての「日本語対応」予約アプリです。
・物販、デジタルコンテンツ販売、来店予約・サービス利用予約を一元化
・ブランドの魅力を余すことなく表現できる、柔軟なカスタム性
・フレキシブルな予約時間設定やメニュー/スタッフごとの料金プラン設定
・カレンダー連携で、空き状況のお問合せ不要、予約受付業務をWEB完結に
・リマインドメール送信、キャンセルポリシー設定など幅広い予約業務をシステム化し、業務効率を改善
WEB制作会社様にSakurabookをご活用頂くことで、クライアント様に対して、次のようなご提案が可能になります。
・「来店予約」と「物販」を、両方ともオンラインで受注できるECサイトの制作
たとえばビューティサロンを経営する事業会社様に対し、「来店予約」と「ヘアケア用品の物販」を、両方とも取り扱えるECサイト制作をご提案いただけるようになります。
・カレンダーを見て、お客様が自由に予約時間を設定できる予約サイト
Sakurabookの予約システムは、フレキシブルな時間設定が可能になっています。たとえば、お客様がカレンダーを見て空き状況を確認し、「10時から1時間利用したい」「13時から2時間の利用を申し込みたい」など、利用開始時間と利用時間を自由に選択して頂くことが可能です。
料金メニューは、基本料金+利用時間×時間単価で算出されるため、従来の時間枠に囚われない柔軟なサービス提供が可能です。また、最低利用時間も設定できるため、極端に短い時間で予約されてしまう心配もありません。
・「オンライン講座」と「教材の通販」など、サービスやコンテンツ販売とも一元化
たとえば、資格講座やレッスン事業などを提供する企業様・一般社団法人様などに対して、ポストコロナ対応のオンライン化を提案営業することも可能になります。会員登録、オンライン講座の受講予約、教材の物販といった、レッスン事業のオンライン化に必要となる、全ての機能をSakurabook+Shopifyで実現できるようになります。
・「オンライン決済」と「店舗でのPOS決済」を統合し、売上管理や在庫管理をスマート化
SakurabookはShopifyアプリのため、ShopifyPOSによるオンライン決済と実店舗決済の統合も可能です。たとえば、「オンラインで来店予約を受け、店舗でのサービス提供後、次回来店の予約を店頭でお受けする」といったオペレーションを、スムーズに実現できるシステム構築を、事業会社様にご提案できるようになります。
Sakurabookの機能について、詳しくは次のページからご確認下さい。
⇒【Shopify初の日本語対応予約アプリ「Sakurabook」】
◆「Shopify+Sakurabook」IT導入補助金の予算事例
Shopify+Sakurabookの導入について、IT導入補助金を適用した場合の予算事例をご紹介します。
※暫定的な料金となります。正式な料金は7月にShopifyアプリストアに公開時に確認をお願いします。
│ミニマムの予算事例
項目 |
料金(税別) |
導入コンサルティング |
¥0 |
ITツール利用費(1年分) |
¥78,300 |
導入設定・HP制作費 |
¥176,700 |
保守サポート(3ヶ月) |
¥45,000 |
合計 |
¥300,000 |
補助金 |
¥225,000 |
申請代行費(成功報酬) |
¥125,000 |
実経費 |
¥200,000 |
│大規模の予算事例
項目 |
料金(税別) |
導入コンサルティング |
¥120,000 |
ITツール利用費(1年分) |
¥259,200 |
導入設定・HP制作費 |
¥4,427,466 |
保守サポート(3ヶ月) |
¥360,000 |
合計 |
¥5,166,666 |
補助金 |
¥3,500,000 |
申請代行費(成功報酬) |
¥125,000 |
実経費 |
¥1,666,666 |
◆WEB制作会社の皆様の「IT導入補助金」申請手続きをサポートいたします
IT導入補助金は、補助金を利用したい企業(補助事業者)と、ITツールの導入支援を行う企業(導入支援企業)とが協業し、補助金の申請と実際のIT導入事業を進めていくものです。
WEB制作会社様においては、同制度の「IT導入支援事業者(ITベンダー)」として登録し、自社の取り扱うツールを「ITツール」として登録することで、「IT導入補助金を利用したい」というクライアント様のご要望に対応できるようになります。
そこで弊社では、Shopify+Sakurabookを導入して頂けるWEB制作会社様等を対象に、この「IT導入支援事業者」と「ITツール」登録の手続きをサポートいたします。
│Sakurabookの導入は、IT導入補助金2022「デジタル化基盤導入枠」の対象です
Sakurabookは、Shopify上で機能する予約システムです。施設利用やオンラインサービス等の予約受付と、ECサイトとしての機能、そして決済機能を持つため、「デジタル化基盤導入枠」の類型に当該します。
これにより、Shopify+Sakurabookの導入にIT導入補助金を利用することで、最大350万円の補助金を受給できるようになります。
│IT導入補助金「ITベンダー(導入支援事業者)」登録支援
IT導入補助金の「IT導入支援事業者」として、WEB制作会社様等のご登録の手続きを、弊社にてサポートいたします。
IT導入支援事業者の登録申請は、「IT事業者ポータル」という専用のプラットフォームを用いて電子申請を行います。登録要件は全20項目の厳格な定めがあります。また、財務情報、取扱ITツールの詳細、事業への取り組みなど、さまざまな書類を作成・提出し、審査を経て認可を受ける必要があります。
│IT導入補助金「ITツール」登録支援
「IT導入支援事業者」に登録後、自社で取り扱う「ITツール」を登録する必要があります。ITツールの登録の流れは、以下の通りです。
ITツールには、「ソフトウェア」「オプション」「役務」などの分類があり、ソフトウェア利用費やクラウドサービス利用費だけでなく、保守サポートなどの費用も「役務」として補助対象に含めることができます。
こうした書面や提出資料の作成、申請手続きなどについて、既にIT導入支援事業者である弊社が、行政書士等の専門家と連携し、サポートをご提供いたします。
◆Sakurabookパートナーを募集中です
また、IT導入補助金の登録申請サポートと平行して、「Sakurabookパートナー」の募集も開始いたしました。こちらも併せて、ぜひご検討下さい。
│Sakurabookパートナーとは
弊社では、Sakurabookを活用したサイト制作についても、マーチャントの皆様からご相談を承っていきたいと考えております。その際、サイト制作業務を担って頂けるWEB制作会社の皆様と提携していくため、「Sakurabookパートナーの募集」を行っております。
│Sakurabookパートナーのメリット
1:ECサイト制作案件の斡旋
Sakurabookを活用したShopifyサイト制作サービスの案件を、パートナー企業様に随時斡旋していく予定です。
弊社はSakuarbookアプリ開発会社として、Sakuarbookを活用したShopifyサイト制作について、マーチャントの皆様からご相談を承ります。その際、実際のサイト制作についてご対応頂ける場合、パートナー企業様に案件を優先的に斡旋させて頂きたいと考えております。
2:Sakurabook公式サイトでのご紹介
Sakurabook公式サイトにて、パートナー企業の皆様のご紹介もさせて頂ければと考えています(掲載の許可を頂ける場合のみ)。
Sakurabook公式サイトでは、ECサイト・予約サイト構築や、Shopifyサイト制作に興味関心の高いマーチャントの皆様のアクセスも集まります。そうしたユーザーの皆様への、アピールの場になればと考えています。
3:優先的な情報提供
Sakurabookアプリの詳細機能紹介をはじめ、アプリ連携の事例紹介、導入ケース事例など最新情報をいち早くEメールでご案内します。
4:Sakuarbookパートナーに無料で登録
Sakurabookパートナーは、現在、登録無料となっています。この機会にぜひ、ご検討下さい。
◆Sakurabookをご活用頂けるWEB制作会社の皆様をサポートいたします
IT導入補助金「ITベンダー」「ITツール」登録と、Sakurabookパートナー。この2つの枠組みで、Sakurabookをご活用頂けるWEB制作会社の皆様を、サポートさせて頂きたいと考えています。
<ITベンダー、ITツールの登録:セットで5万円(税別)>
<クライアント様の、IT導入補助金の申請もサポート>
・一式15万円、成果報酬型で、補助金交付された時点でご請求・ご精算させて頂く形。成果報酬なので、通らない場合は一切費用が掛からない。
一般的な代行サービス : 着手金10万円+成功報酬+獲得金額の10~20%
まずはお気軽に、お声がけ下さい。