アフターコロナの予約サイト需要に、なぜSakurabookは有利なのか

アフターコロナの予約サイト需要に、なぜSakurabookは有利なのか


予約サイト構築ツールのSakurabook(サクラブック)は、アフターコロナを見据えて開発された、新しい予約システムです。従来の類似する予約システムと比べて、どのような違いがあるのか、また、アフターコロナへの対応に優れた点などを、今回はご紹介していきます。

コロナ禍で変わるビジネスのオンライン需要

まずは、新型コロナウイルス感染症の拡大により、ビジネス環境がどのように変化したのか確認していきましょう。

令和3年版情報通信白書によると、

・オンラインでの商品注文・購入など、自宅での消費が伸びていること

・自らが企画・生産した商品を消費者に対して直接販売するD2Cの動きが加速していること

といった点が報告されています。

新型コロナウイルス感染症拡大により、感染症対策として人との接触を減らすことが推奨されていたこと等を背景とし、オンラインでの商品注文・購入、インターネットでの動画視聴などの自宅で消費できる「巣ごもり消費」が伸びており、消費行動に変化が生じている。

自らが企画・生産した商品を消費者に対して直接販売するD2C(Direct to Consumer)の動きが加速している(図表2-1-3-2)。これにより、大都市の消費者が地方の個人や小規模店舗から商品を購入することが可能となるなど、新たなつながりも生じる。その背景には、既存顧客の囲い込みニーズの高まりや、EC進出を支援するサービス提供者の存在が大きいと考えられる。このような消費行動の変化は、単なる一過性のものではなく、今後の産業構造が大きく変化することにつながる可能性がある。

出典:総務省 情報通信白書 令和3年

https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r03/html/nd121310.html

アフターコロナは「スマホでできる」「ネットでできる」ことが重要に

こうしたビジネス環境の変化を整理すると、「スマホでできる」「ネットでできる」ことに、多くの消費者が価値を置くようになったと言って良いでしょう。従来、コロナ禍以前よりネットの普及率は拡大の一途を辿っていましたが、ここにきて急増したと考えて良さそうです。

オンライン需要の拡大とD2Cビジネス

オンライン需要の高まりに伴い、急速に拡大しているのが「D2C」のビジネスモデルです。たとえば従来であれば、物販なら製造者・卸売業者・小売業者と商流の各段階に事業者を必要としていましたが、オンライン通販であれば、製造者が自らECサイトを構築・運用することで、顧客に直接商品を届けることができます。

Amazonや楽天などの大手ECモールへの出店と異なり、自社ECサイトやSNSを通して直接販売することが、このビジネスモデルの大きな特徴になります。

一過性の変化ではない!「自社ECサイトによる直接販売」の時代へ

また、情報通信白書には、「このような変化は単なる一過性のものではない」「今後の産業構造が大きく変化する」といったことも記述されています。

「スマホでできる」「ネットでできる」ことを重視する消費者の増加と、自社ECサイトによるD2C販売の加速。この二つが、アフターコロナのビジネス環境の大きな特徴になります。

「コロナが収束すれば元通りになる」といった見通しではなく、今後、新型コロナウイルス感染症の拡大がどのような経緯を辿ろうとも、この変化の流れは戻らないものと捉えるべきでしょう。

これまで無かった、新しい「予約サイト需要」も急拡大

アフターコロナ時代のオンライン需要は、物販に限った話ではありません。来店や施設利用、サービス利用などの予約についても、オンラインで行いたいと考える顧客は増えています。また、物販に加えて店舗イベントを開催する場合など、自社ECサイトに予約システムを搭載し、オンライン予約機能を持たせたいと考える事業者も増えています。

こうした流れにより、従来ではほとんど例がなかった、さまざまな業種において、「物販・ECサイト」と同様に「予約サイト」の需要も高まっていると考えられます。

いくつか具体的な例を見てみましょう。

ワインセラー:物販のみでなく店頭イベント等の開催も必要に

たとえば、個人経営のワインセラーの例を見てみましょう。従来であれば、オンライン対応といっても、取扱ワインのオンライン通販のみで要件は満たせることが通常でした。しかし今後は、D2Cマーケティングにより消費者との交流も重要になることから、「ワインの試飲会」など店頭イベントの需要も増えてきます。こうした際に、自社ECサイト上でワイン試飲会の予約申し込みも行えるインフラが必要になります。

ヨガ教室:オンラインコースやオンラインレッスンの需要も拡大

従来は対面指導が基本だったフィットネス分野も、コロナ時代を経てオンライン需要が急拡大している分野の一つです。たとえばヨガ教室であれば、動画配信やオンライン通話などのサービスを使って、オンラインでレッスンを提供するサービスへの期待が高まっています。

情報通信白書にある通り、現代の消費者は「家でできる」「スマホでできる」ことを重視する人も増えているため、こうした要望に対応するべく、ヨガ教室、フィットネス、スポーツなどのインストラクターも、次々とオンライン・サービスの展開を模索しています。

こうした際に、従来の施設利用・来店などの予約に加えて、「デジタルサービス予約」も可能なシステムが求められることになります。

他にもさまざまな業種で「オンライン予約」が重要に

ここでご紹介した他にも、さまざまな業種で「オンライン予約」の実装が重要になっています。

その特徴としては、やはり従来、コロナ禍以前では予約サイト・予約システムの必要性がほとんどなかった業種にも、新しい需要が生じている点でしょう。

しかしその現実には、さまざまな課題も生じます。

新しい「予約サイト需要」には、既存の予約システムは対応しきれない場合も

コロナ禍を経て新たに生まれた、これまでになかった業種での予約サイト需要は、既存の予約システムでは対応しきれない部分もあります。

たとえば、「物販とデジタルサービス予約と来店予約を、同時に一つのサイト(ドメイン)で実現したい」といった需要です。物品の購入、オンラインレッスンなどデジタルサービスの利用、そして来店・施設利用の予約と、現代の顧客は様々な行動を「スマホで」「手元で」できることを期待しています。しかし、従来の予約システムは、来店などの予約受付に特化したものがほとんど。物販、デジタルサービス予約等も同時に扱える予約システムはありません。

また、消費者は「大手ECサイトと同様のサービス」を、事業者の規模によらず求めるのが通常です。商品の定期お届けコース、オンラインレッスンなどの月額制など、会員制システムやサブスクリプション課金(月額課金)も、今となっては、多くの顧客に当たり前に求められる要素となっています。

しかし、こうした充実のサービスを提供できる予約サイトを、中小企業で実現することには、様々な困難が伴います。

「こんなことを実現したい」コロナ時代の現場の声から生まれたSakurabook(サクラブック)

コロナ時代を経て、かつてないほどに多様な業種で、オンライン対応の必要性が高まっています。小売店、スクール・レッスン、資格講座、訪問サービス、クリエイターやアーティストもです。「今まではネットで予約受付なんて考えてもみなかった、そんな必要もなかった」という多くの企業・団体や人々が、オンライン対応の必要性に迫られています。

しかし、いざそれを実現しようと思った時、さまざまな障壁にぶつかります。

「物販とデジタルサービス予約と来店予約を、同時に受けられる予約システムが存在しない。」

「会員制でサブスクリプション(月額課金)に対応できる予約サイトを実現したいが難しい。」

「実現しようと思ったらフルスクラッチ開発が必要になり、数千万円の初期投資が必要になってしまうが、そんな資金はどこにもない。」

こうした現場の声にもとづいて開発されたのが、アフターコロナ時代の新しい予約システム「Sakurabook(サクラブック)」です。

Sakurabookで、アフターコロナ時代の予約サイト需要に応えるWEB制作を

Sakurabookは、アフターコロナ時代に直面するさまざまな事業者の「こんなことを実現したい」という要望に応える形で開発されました。具体的にどのようなポイントの実現にこだわったのか、そのエッセンスをご紹介していきます。

1:物販・来店予約・デジタルサービス予約の一元化

Sakurabook(サクラブック)は、ECサイト構築クラウドサービス「Shopify」の拡張機能として開発された予約受付のシステムです。物販などを扱う通常のShopifyの機能に、カレンダー予約機能を搭載することが可能になります。

Shopifyによる通常の物販EC機能に、Sakurabookの予約機能が加わる形となるため、物販・来店予約・デジタルサービス予約をすべて一元化することが可能です。一つのサイト(ドメイン)で、共通したデザインフォーマットで物販も予約も扱えるため、エンドユーザーにもわかりやすく、ブランディングにも効果的です。

2:スタッフ指名予約を可能に

スタッフ指名予約も、多くの事業者の皆様からご要望をいただいた機能の一つです。たとえばヘアサロンの予約サイトで、特定のスタイリストの出勤日や予約可能時間を確認して、その人を指名して予約できる、といった機能になります。

こうしたスタッフ指名予約も、Sakurabookでは実現可能になります。

3:エンドユーザーによる柔軟な所要時間の指定予約

Sakurabookの大きな特徴の一つとして、エンドユーザーによる柔軟な所要時間の指定予約があります。

従来の予約システムは、たとえば1枠あたりの所要時間を2時間と決めた場合、2時間刻みの予約しか受け付けられません。「3時間利用したい」「1時間30分で利用したい」といった、人それぞれに異なる要望に応えることはできません。

しかしSakurabookでは、利用時間×単価で、エンドユーザーが自由に所要時間を指定して予約できるシステムになっています。たとえば、30分刻みの予約であれば、「30分」「2時間30分」「3時間」など、自分の希望する所要時間を指定して予約できます。

4:オンラインレッスンなどデジタルサービスにも対応

Sakurabookは、他のShopifyアプリ(Shopify拡張機能)とも幅広く連携を取ることができます。そのため、たとえばオンラインコースを作成・販売するShopifyアプリと連携することで、本格的なオンライン・レッスン事業を展開することも可能になります。会員制、サブスクリプション課金といった機能も同様です。

5:中小企業でも導入しやすい現実的な導入・運用コスト

最大の特徴は、フルスクラッチ開発を必要とせず、現実的な予算で導入・運用できることです。

ここまでご紹介してきたような幅広い機能を持つ予約サイト・ECサイトを実現しようと考えた場合、従来では、フルスクラッチ開発、ないしはそれに匹敵する規模のWEB制作が必要となりました。

しかしSakurabookは、ECサイト構築サービス「Shopify」上での展開となるため、フルスクラッチ開発を必要としません。他のShopifyアプリとの連携により様々な機能を実現できるため、機能の追加やカスタマイズも可能です。

そのため、何千万円も掛かるフルスクラッチ開発に匹敵するほどの高機能な予約サイトを、ミニマムで数十万円からと、現実的な予算で導入することが可能になります。

WEB制作会社の皆様へ:Sakurabookパートナーへの参加で、新しいアフターコロナの予約サイト需要に対応を

WEB制作会社の皆様を対象に、Sakurabookパートナーを募集しています。

従来のフレームワークでは応えるのが難しかった、「この予算でこんな予約サイトを」といった予約サイト構築の需要に、現実的に対応できる点が、Sakurabookの大きな強みの一つ。大企業に匹敵する高機能な予約サイトが中小企業にも求められる現代のビジネス環境に、強力なアドバンテージになります。

「Sakurabookパートナー」にご参加いただき、アフターコロナ時代への予約サイト需要に応えるWEB制作を。この機会にぜひご検討下さい。

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