Sakurabook+Thinkificで本格的なオンラインコースを作成し収益化

Sakurabook+Thinkificで本格的なオンラインコースを作成し収益化


Sakurabook(サクラブック)は、他のクラウドサービスと組み合わせることで、さまざまな展開を実現できる、幅広い可能性を持っています。そうした活用例の一つとして、今回は、SakurabookとThinkificを組み合わせた、より本格的なオンラインコースの作成と事業化・収益化について、具体的にご紹介していきます。

Sakurabook(サクラブック)とは

まずは、Sakurabook(サクラブック)について、簡単にご紹介していきます。Sakurabookは、ECサイト構築ツール「Shopify」に、高度なカレンダー予約機能を搭載できる拡張アプリです。さまざまな事業者の皆様の、現場の声をもとに弊社が開発した、Shopify初の日本語対応予約アプリとなっています。

ShopifyならではのEC(オンライン通販)機能に、Sakurabookの予約カレンダー機能が加わるため、物販と予約受付の両方を同じサイト、同じショッピングカートで扱える点が大きな特徴になります。

Thinkific(シンキフィク)とは

Thinkific(シンキフィク)は、本格来なオンライン・コースを作成できるクラウドサービスです。動画、PDF、画像、音声など様々な教材を組み合わせて、オリジナルの学習コースを作成し、販売することが可能です。

Youtubeなど動画サイトや、マーケットプレイスのような投稿型のサービスではなく、自社サイトでオリジナルのオンライン・コースを作成・販売できるツールとなります。そのため、サービスデザインや設計の自由度が高く、競合との激しい競争にさらされる心配もありません。

また、集客、WEBマーケティング、決済、サブスクリプション課金など、オンラインコースの収益化に必要なすべての機能を備えており、これ一つで本格的なオンライン・コースを作成することが可能です。

Sakurabook+Thinkificで、オンラインもリアルもシームレスにつながる新時代の学習コースを実現

通常のオンラインコースのみであれば、Thinkificだけでも十分に充実したコースが運営できます。しかし、オンラインのみで完結することが難しいケースもあるでしょう。

たとえば、

・座学講座はオンラインで提供し、実技の講習会や試験は実際に会場や施設などで教えたい

・コース自体はオンラインで行うが、定期的にリアルイベントを開催したい

といった場合は、オンラインコースの運営に加えて、実際の会場等での講習会や実技試験、イベント開催などの予約受付も行っていく必要があります。Thinkificのみでは、こうした予約受付をサイト上で行うことはできません。ですが、ThinkificとSakurabookを組み合わせることで、実現が可能になります。

【具体例】オンライン・レッスンと対面の実技指導を組み合わせた本格的なスポーツ教室やダンス教室

たとえばスポーツやダンス、ヨガ、バレエなど、身体技能を中心とするレッスンは、オンライン講習だけでは限界がある分野の一つです。基本的な知識などの座学や、初歩的な内容であれば、オンライン・レッスンでも可能かもしれません。しかし、より本格的な技能を伝えようとすると、どうしても対面でのレッスンが必要になるでしょう。

そこで例えば、「オンライン・コースに加えて、月2回の対面レッスンを提供する」といった、オンラインコースと対面指導を組み合わせた事業展開が考えられます。

従来であれば、すべてを対面レッスンで行うことが普通だったかもしれませんが、現代はオンライン需要が高まっており、「オンラインでできるものはオンラインで」と希望する生徒さんも増えています。そうしたニーズに的確に対応するためには、オンラインコースと対面レッスンを組み合わせて提供することが必要になるでしょう。

こうした展開も、Sakurabook+Thinkificであれば可能になります。

【具体例】オンラインコースに加えて、資格試験を会場で開催

たとえば、認定に厳格な試験が必要な資格など、試験は会場で行う必要があるものも多いでしょう。Thinkificにはオンラインで試験を行う機能も含まれていますが、あくまでオンライン学習のため、いわゆるカンニングなどの不正行為を厳格に防ぐことはできません。そのため厳格な試験を実施したい場合、講習はオンラインで行っても、資格認定試験は会場で行う必要があります。

こうした資格認定試験の受験予約に、Sakurabookを活用することが効果的です。

ThinkificとSakurabookを連携させ、一つのサイトの中で、オンラインコースの受講から資格認定試験の受験予約まで、ワンストップで行えるようになります。

アフターコロナの非対面化に、Sakurabook+Thinkificで本格的なe-ラーニング・オンラインコース事業を実現

オンラインコース、e-ラーニングは、アフターコロナの非対面化への対応といった観点からも、重要なビジネスモデルになります。

語学、資格試験、フィットネス、ヨガ、習字、スポーツやダンスなど、様々なスクール・レッスン事業がありますが、いずれも従来は、そのほとんどが施設や会場にて、オフラインで提供されてきました。

しかし、コロナ禍を経て消費者のライフスタイルも大きく変化した今では、「オンラインでできることは、オンラインで」「スマホでできることは、スマホで」といった需要が、業種を問わず当たり前のものとなっています。

こうした非対面化が当たり前となる社会への変化は、コロナ禍が収束した後も、元に戻るとは考えにくいと指摘されています。これまでオンライン・非対面に抵抗感のあった顧客も、コロナ禍により非対面サービスの利便性に気が付き、今後はそれが当たり前になっていく見通しです。

コロナ禍で急増したe-ラーニング市場

実際にe-ラーニング市場は、コロナ禍を経て急増しています。矢野経済研究所の調べによると、コロナ禍の始まった2020年度にかけて、市場規模が大きく拡大していることが伺えます。

IT導入補助金、事業再構築補助金などの国の後押しもあり、従来はオフライン・対面サービスで教室やレッスンを提供していた事業者も、続々とオンラインコースに業態を転換しています。

非対面化の波に取り残される、「オンライン完結できない」スクール・レッスン事業

とはいえ現実には、全てをオンライン完結できるスクールやレッスンばかりではありません。

オンラインで教授できることは、あくまで知識などの座学に留まります。実技を施したり、カンニング防止を徹底する試験を実施したり、といったことは難しくなります。よって、そうした実技や、厳格な試験を必要とする資格講座などは、オンライン化・非対面化の波に取り残されてしまっているのが現状ではないでしょうか。

Sakurabook+Thinkificなら、オンラインとオフラインをスムーズに連動させる、新時代のオンラインコースを実現可能

一方で消費者もまた、「オンラインだけでは十分な学習ができない」「実技を伴った実践的なスキルを学べない」といったことに気が付きつつあります。オンライン学習の利便性と限界が、大きな壁になっていると言えるでしょう。

つまり、新時代のオンラインコースは、オンライン完結ではなく、オンラインとオフラインの両方に対応したシステムが必要となります。こうしたオンライン+オフラインの展開を実現できるのは、Sakurabook+Thinkificの組み合わせが最適と言えるでしょう。

« 一覧に戻る